高齢・障害・求職者雇用支援機構の施設と、県の施設があります。
<はじめに:公共職業訓練の概要>
【公共職業訓練の実施主体】
国 | 全国61ヶ所の職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)や、職業能力開発大学校・職業能力開発短期大学校(別称:ポリテクカレッジ)、職業能力開発総合大学校東京校で職業訓練を実施。平成23年10月1日から法律改正による独立行政法人雇用・能力開発機構の職業能力開発業務等の移管に伴い、運営主体の法人名が雇用・能力開発機構から独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構に変わりました。各都道府県に事業譲渡されたポリテクセンターも多数あります。 |
都道府県 | 都道府県の公共職業訓練校(呼称については都道府県ごとに差異あり)で職業訓練を実施。国よりもきめ細かな少数精鋭型の訓練を実施しているところもあり。デュアル訓練も多い。 |
公共職業訓練は、公共訓練施設内での訓練と民間の専門学校や民間企業へ委託される委託訓練があります。詳細や最新の正確な情報を知りたい方は各公共職業訓練校、最寄のハローワーク等へお問合せ下さい。
【公共職業訓練の対象者】
対象者 | 離職者 | 学卒者 | 在職者 | |
訓練期間 | 機構 | 主に3~6ヶ月 | 2年 | 数日等 |
都道府県 | 主に3ヶ月~1年 | 1年または2年 | ||
受講料 | 機構 | 無料 | 有料 | 有料 |
都道府県 | 無料(有料も一部あり) | 有料(無料も一部あり) | 有料が多し |
高齢・障害・求職者雇用支援機構(ポリテクセンター)
離職者(求職者ともいう)はハローワーク経由で応募し、学卒者・在職者は実施機関に直接応募・申込をします。都道府県が行なう職業訓練では、離職者(失業保険受給者)と求職支援金受給者と学卒者が同一コースで受講することもあります。訓練を申し込み合格すると、訓練終了まで失業保険の手当てが延長されます。求職者で失業手当の受給資格がない人には求職者支援制度による訓練中の生活費支援が受けられます(訓練の連続受講は基礎からの場合のみ。基礎コースと実践コースがある。ハローワークでの審査が必要。)。※離職者ではなく、求職者という呼び名のほうが最近では多く使われるようになっています。
※求職者支援訓練制度はリーマンショック後の不況への緊急雇用対策である基金訓練を一般予算により恒久化したものです。非正規雇用者・失業者の第2のセーフティネットとして位置づけられています。
▼ 高齢・障害・求職者雇用支援機構管轄の事務所・職業訓練校
山形センター(山形職業能力開発促進センター)山形県山形市大字漆山1954 023-686-2225
民間へ委託されるコースを含め、高齢・障害・求職者雇用支援機構が管轄する離職者訓練は、求職者向け公共職業訓練コース情報で検索できます。
▼ 山形県管轄の職業訓練校
山形県立産業技術短期大学校
山形県山形市松栄2-2-1 023-643-8431
山形県立産業技術短期大学校庄内校
山形県酒田市京田三丁目57-4 0234-31-2300
山形県立山形職業能力開発専門校
山形県山形市松栄2-2-1 023-644-9227
山形県立庄内職業能力開発センター
山形県酒田市京田三丁目57-4 0234-31-2700
なお民間が運営する認定職業訓練施設も多数(竹田和裁研究所高等職業訓練校、山形県電気工事高等職業訓練校、天童高等職業訓練校、河北高等技能専門校、東根高等職業訓練校、新庄マイスターカレッジ、米沢市高等技能専門校、南陽高等技能専門校、長井高等職業訓練校、鶴岡高等職業訓練校、庄内職業高等専門校、パルコモードファッションスクール、寒河江市技術振興協会、鶴岡産業能力開発学院、山形工科短期大学校)あり。
参考:職業訓練|山形県